先輩社員インタビュー
仕事人に聞く!

Vol.13

サービスも組織も、あるべき理想のかたちを求めて
現場を造り出す仕事人

第1営業部 シニアマネジャー平川 英公ひでまさ

サービスに職人的にアプローチ

大学時代にアルバイトをしていた※フィオーレ本厚木店の店長に、「うちに来ないか」と誘われたのが入社したきっかけです。元々料理に興味がありバイト時代はキッチンでした。途中からホールにも入っていたのですが、その流れなのか社員になっても接客担当に配属されたのは意外でした(笑)。僕は性格的にあまり社交的ではなくて、どちらかというと職人気質なんです。人付き合いよりも、ひとつの作品をきっちりと仕上げていくことに惹かれます。ただサービスを考えた時、「接客のあり方」や「組織作り」は物作りに近い側面があると気付き、僕なりの理想の店作りを突き詰めてみようと思いました。目標が見えたところで、じゃあサービスとは何だろう?となり、そこから接客に関する本を色々と読み始めました。小さい頃から負けん気だけは強かったので、どんなフィールドで働くにせよ、誰にも負けたくなかったんです。
※マンマパスタの前身であるイタリアンレストラン

危機感がもたらした理想に近い店作り

本厚木店から埼玉・千葉方面を転々とした後、5店舗目にあたる千葉都町店で店長になりました。僕はサービスとして特別なものを持っていなかったので、人が持っているものは全部貰おうと周りを観察しては吸収していきました。当初より、関わった店舗はすべて自分が誇れる形に近づけようと一貫して店作りをしていた中で、出会ったのが※横田部長です。当時、フィオーレが一斉にマンマパスタに業態変更をし始めていて、大宮店の立ち上げで異動した時に関わるようになりました。部長はとにかく厳しい方でしたが営業力がズバ抜けていて、この人に認められる仕事をしなければ、と危機感を持ちました。今振り返っても大宮店は、理想の店舗像に近づいたと思える店のひとつです。それは、危機感の中で自分自身が率先して学んでいった結果、成長できたからではないかと思います。
※現在は、子会社である「株式会社ジロープランニングサービス」の代表取締役社長です

厳しさの中に、部下が見たもの

人を教育する上で、難しいのが価値観の違いです。お客様と接する機会が多いのは部下なので、他店舗視察はできるだけ連れて行くんです。感想を聞くと、明らかに学ぶ部分がある店でも評価が真っ二つに分かれたりする。ここだけは、より目標に近い目線で物を見られるよう育てるしかないと思います。僕は教え方が厳しいようで、「悪魔」と呼ばれたこともあります(笑)。けれど不思議と、人に困ったことがないんです。おそらく、一生懸命やっている姿だけは、みんなが見てくれていたのかな。今はシニアマネジャーとなり、次の世代を育てる責任が増しました。どうすれば良いかまだ答えは出ていないのですが、僕らの世代が現場を見られる内に、ジローのDNAを引き継ぐ人物をひとりでも多く育てること。それが、一番の課題ではないかと思っています。

平川シニアマネジャーが担当する店舗のひとつ
「ロマンツァ 銀座店」(写真)
住所:東京都中央区銀座6-9-2 クロサワビルB1F
電話:03-6280-6261

2017年5月23日取材

仕事人に聞く

ジローはどんな会社だと思いますか?

すべてのスタッフに平等にチャンスが与えられている会社だと思います。

目指す「仕事人」像を教えてください

黙って人が付いて来てくれる人。背中で人生が語れるような男に憧れます。

仲間からみた平川シニアってこんな人!

人をしっかり動かして結果を出せる人です。部下に厳しい以上に自分に厳しく、「不言実行」を地で行くタイプ。飄々とした見た目に反して、目標にまい進する心身共にたくましい面があります。一方で息抜きが苦手なんだけど、素敵な奥さんがいるから大丈夫かな(笑)。素晴らしいマネジメント力をブラッシュアップして今後も活躍してください。

((株)ジロープランニングサービス 横田社長)

非常に優秀な人間です。現場至上主義で、状況の分析・判断・実行が早い。長い付き合いもあり、遠慮なく意見してくれるので助かっています。とは言っても、僕が平川君に負けているのは身長くらいじゃないかな(笑)。

(第1営業部 外塚部長)

Backnumber

Pagetop