カンボジアの首都プノンペンにある「ピッツェリア マッテオ プノンペン店」で初めての児童養護施設支援活動を行いました。

日時:2019年4月23日 14:50~
支援児童養護施設:Cambodia Students And Children Fund Organization

子どもたちがマッテオ プノンペン店に到着しました!

2019年4月23日 14:50。この日の日中の最高気温は39℃の猛暑!暑さをものともせず、32人の子どもたちが元気に「マッテオ」に到着しました。5~12歳の子供たちが24人、13~17歳の子どもたちが7人です。カンボジアの食文化にはイタリア料理はまだまだ浸透していません。一度も食べたことのない人が多い中、子どもたちに何を出したら喜んでもらえるのか、スタッフたちが相談しながら料理を決めました。
悩みながら決定したメニューがこちら↓
「グリーンサラダ」「ピッツァ マルゲリータ」「ピッツァ バンビーノ」「スパゲッティ ボロネーゼ」「スパゲッティ アマトリチャーナ」「コカ・コーラ」
さて、レストランでの食事が初体験という子どもたちは喜んでくれるのでしょうか?

いよいよ食事の時間に!緊張からか、少し大人しい印象です。

みんなが席についたところで、スタッフが選んだメニューが運ばれてきました。初めての場所に来た緊張からか、子どもたちは少し大人しい印象です。料理が揃うと、スタッフがそれぞれの料理や食べ方を説明して回ります。「マッテオ」の料理を美味しく食べてもらいたい!という気持ちから自然と熱が入ります。

初めてのレストランを楽しんだ子どもたち。一番人気はピッツァ バンビーノでした!

スパゲッティを初めて食べる子どもたちが多く、サービススタッフのソパールと料理スタッフのキムリーが中心となり子どもたちに食べ方を教えて回ります。緊張が解けたのか、食事を楽しむ子どもたちに笑顔が!会話も弾んできました。メニューの中では「グリーンサラダ」と「ピッツァ バンビーノ」が大人気で、どちらもお替わりをしていただけました。食後はとても和やかな雰囲気の中、キムリーがそれぞれのテーブルを回り、料理の感想や日ごろの食生活を聞いていました。子どもたちが、コックさんと話ができたことをとても喜んでいたのが印象的です。

子どもたちの笑顔にスタッフのモチベーションがUP! 思い出に残る日になりました。

最後に、施設長から「子どもたちが、生まれて初めてレストランでの食事が経験できたことが1番良かった」とのお言葉を受けて、スタッフの表情が華やぎます。帰りのバスでは笑顔で手を振ってくれる子どもたち。今回、この貴重な時間を過ごせたことで店舗のスタッフとしてたくさんの恩恵を受けることができました。
今後も、「ピッツェリア マッテオ プノンペン店」では継続して支援活動を続けていきたいと思っています。