先輩社員インタビュー
仕事人に聞く!

Vol.21

スタッフが笑顔で働ける環境をサポートする
何もせず周りを育てる仕事人

第2営業部 シニアマネジャー板橋 健一

笑顔で働く環境をサポート

高校を出てフラフラしていた時に、元バイト先の店長に誘われてジローに入社しました。転職先のフィオーレ成瀬店が人手不足になって、私なら暇だろうと思ったみたいです(笑)。特にやりたいこともなかったので何となく始めてから27年経ちます。飽きっぽい私が唯一、続けられていることなので、きっと好きなんでしょうね。

仕事で一番楽しい瞬間は、スタッフが一生懸命働いている姿を見た時です。ホールの理想は、スタッフ全員が「ひと組でも多くのお客様をお席にお通しする」ことを共通認識として、チームで動いている状態。レジから「ありがとうございました」の声が聞こえたら、すぐに別のスタッフがバッシングとセッティングに向かい、会計した人間がそのままお待ちのお客様をご案内する流れです。この「流れ」を途切れさせないように瞬間的に弱いポジションをフォローして、スタッフが笑顔で接客できる環境を作ることが私の仕事のひとつです。

「何もしない」ことで活躍の場を譲る

店長は「一番、店が好きな人」がなるもので、バイトリーダーは「一番、お客様が好きな人」がなるものだと思います。なので、新人教育は基本的にアルバイトに任せています。1日に200人のお客様が来店されるとして、私が携われるのは1割くらい。9割はスタッフが接しますから、レベルを合わせるために「トレーの持ち方」等の実務は教えますが、できるだけ口は出しません。教育にしろ接客にしろ、何もしないで見守ることがスタッフが成長する一番の近道だと思います。私が裁量を持って居座るのではなく、若い人間に活躍の場を提供していかなければ下が育たなくなってしまいます。部下に任せたことで何か問題が起きたとして、そこで責任を取るのが上の役割です。謝るのは私の仕事なので、スタッフには笑顔で、のびのびと働いてもらいたいですね。

私にできること、をやる

担当エリアを見る中で気になるのはクレーム対応です。ミスがあってクレームをいただくわけですが、起きた事例の上辺だけを見て結論づけるのではなく、「本当は何が問題だったか」本質まで探って欲しい。例えば、お料理をこぼしてお客様のお荷物を汚してしまったとします。この出来事ひとつでも、お荷物を保護するトーションの掛け方が悪かったのか、フォークの扱いにミスがあったのか、多方面から探らないと根本的な解決はできません。私自身、若い頃に部長やマネジャーから教わったことを店長たちに伝えているだけなんですけどね。一方で、部下から出たアイデアはどんどん上に挙げるようにしています。みんな頭が良いし、店のことをよく考えていますからね。結果、アイデアが通らなかったとしても、そこから学ぶことが多いですし、謝罪が必要な状況になったら、私が謝れば済む話ですからね(笑)。

板橋シニアに会えるかも!
『マンマパスタ本厚木店』
住所:神奈川県厚木市栄町1-7-11
電話:046-223-4816

2018年3月7日取材

仕事人に聞く

目指す「仕事人」像を教えてください

しっかりと考えて、思いやりがあって、仕事に真剣に取り組む人。今の私とは真逆の人物像ですね(笑)。

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