先輩社員インタビュー
仕事人に聞く!

Vol.10

板前を目指す道程で、イタリアンと運命の出会い
イタリアン大好きな仕事人

第3営業部 指導員平山 泰司

そうだ、板前になろう

ちょうど13年前の今日(2月16日)、勤めていたマ・マーフーズという外食会社がジローレストランシステムに買収され、ジローの社員になりました。料理人を目指したきっかけは、高校で3年間アルバイトをした魚屋です。僕は栃木県出身なんですが、当時、コンビニは人気がありすぎて、実家の裏にある老舗のスーパーに入れてもらったんですよ。魚部門に配属されて、最初の1年は雑用をするじゃないですか。そこから徐々に魚を捌くようになって、3年目には大ぶりの鰹なんかもガンガン下すようになったんです。それで、板前になろうと(笑)。

魅了されたイタリアン

華調理製菓専門学校に進んだ頃、盛り上がったのが「第一次イタメシブーム」です。バスタ・パスタが雑誌に取り上げられていて、なんてカッコいいんだ!と。板前じゃなくて、これからはイタリアンだと思いました。しかも、食べてみたら美味しいじゃないですか。今でもイタリアンが好きでしょうがないです(笑)。
新卒でマ・マーフーズに入社して、最初に配属されたのが偶然にもここ、赤坂店なんです。コックでも、最初の3ヵ月はホールに出るのが会社の方針だったので接客をしていたのですが、お客様の背中にカシスソーダをかけたりと、色々と失敗もありました。コックとして最初に配属されたのが、今はイルバロッコになったサンレモ有楽町店です。この頃はサンレモの勢いがすごかったからとにかく忙しかった。通しで働いてそのまま飲みに行き、次の日は朝6時半から仕込みを始めるという、飲んじゃ働いての毎日でした。いくらでも頑張れたし、楽しかったですね。

自信を持て。天狗にはなるな

コックのやりがいは、自分の料理を気に入ってくれるお客様がいること、これに尽きます。赤坂店にも常連さんがいて、「今日はシェフが作ってくれるんだな」なんて言って入って来て、「良かったよ」って言って帰って行く。すごい楽しいですよ。ただ、コックは料理が美味しくて初めて「当たり前」なんです。プロなんだから。そこで、「俺の料理美味いだろ!」とはならないですね。よく新入社員に話すのが、「自分の腕に自信を持つこと。ただし、天狗になっちゃいけない」と。天狗になるってことは満足してるわけで、そこで成長は終わりますよね。調理長や指導員を目指すのであれば、成長し続けることはもちろん、上がいない時こそ頑張ると良いんじゃないかな。手を抜くんじゃなくてやる気を出して、声を出したり周りを見る。「今日、チーフがいないのにすごい元気でやってるね」みたいな声が周りから上がってくるのが、本当の意味での評価だと思います。続ければ絶対に楽しい仕事ですからね。一緒に頑張って行きましょう。

2017年2月16日取材

仕事人に聞く

ジローはどんな会社だと思いますか?

僕が所属する第3営業部の大井部長と梶原次長を思うと、個を大切にしてくれる会社だと思います。

目指す「仕事人」像を教えてください

佐々井シニア指導員のような人。料理を良く知っていて、仕事はそつなくこなし、遊びはわんぱくな人です(笑)。

パレルモ赤坂店の皆様

皆さんとても仲良しで、仕事で培われた信頼関係をひしひしと感じました!

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