きらっと輝くアルバイトインタビュー
ジローのほしっ★

Vol.56

今、経験できることを将来の糧に。
視野を広げた接客業

ナポリの下町食堂 池袋店★K・Kさん

大学で始めたハウスダンスにハマり、サークル活動はもちろん舞台にも立つなど精力的に活動中。プロのレッスンを受けながら技術力向上を目指す。

教職に就く前に視野を広げたい

ナポリの下町食堂で働き始めて1年が経ちます。私は沖縄県出身なのですが、年下の従妹たちが近所に住んでいたので大家族のような環境で育ちました。その頃から子供が好きで、学校の先生になりたいと思っていたんです。進学を機に東京に来てから塾講師のバイトを始めたのですが、数ヵ月で辞めました。大学を出て教職に就くならば近い仕事をするよりも、今、色んな経験をしておこうと思って。これまで、大人の人とあまり接したことがなかったので、幅広い年齢層のお客様がいる飲食店で働けば視野が広がるのではと思いました。

失敗が成長の最大の起爆剤に

最近は接客が楽しくて仕方がないのですが、入社して半年は「迷惑を掛けないように」という気持ちが強かったです。というのも、シフトに入って6日目に寝坊して遅刻をしてしまって。私を叱ってくれた先輩が、逆に叱り方を注意されてしまったんです。元 々は私の失敗が原因なので、先輩の代わりになれるくらい頑張らなきゃと思いました。それからは、分からないことはすべてメモを取って、覚えるように努めました。気持ちが切り替わったからか、メニューやワインなども、どんな商品なんだろうと興味を持つようになったんです。知識がないと、お客様から聞かれた時にお答えできないですしね。

認めてくれたから自信がついた

先輩たちの卒業があり、今ではバイト歴が一番長いグループに入りました。この1年、先輩の接客を見て来て、私なりにお客様とお話するポイントを掴んだように思います。今は接客を後輩に教える機会が多いのですが、いきなりお客様とお話する機会が訪れたとして、新人の時は何を話題にしたら良いか分からないじゃないですか。だから「お口に合いましたか」って聞いてみたら?など具体例を挙げて伝えおきます。実際にお客様と会話している時は様子をちゃんと見て、戻ってきた時に「上手くできたね」と声を掛けています。

スタッフそれぞれの適性を見ている小野店長が、私だったら「接客がうまいよね」と認めてくれたことが自信に繋がったのだと思います。

2017年12月15日取材

ナポリの下町食堂 池袋店

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